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挨拶にかえて

うつ病と闘う方へ うつ病に人生を奪われている方へ
及び
うつ病を支えている家族の方へ

うつ病が治ったキラからのメッセージ

無事、うつ病の苦難を乗り越え、回復できたキラです。
うつ病は絶対回復できる! 治る! 良くなる! 
だから焦らずうつ病の回復に取り組みましょう。

家族のためにうつ病から回復しましょう、方法があります

ご家族も大変心労があると思いますが、必ず当人も乗り越えられます。
いろいろなことで負担もあると思いますし、デリケートな問題なだけに戸惑いもあることかと思います。
家族に先の見えない鬱憤をぶつけてくるかもしれないし、悲観的になって死にたいというかも知れません。

世界のうつ病治療事情

アメリカでも日本でもうつ病患者は急速に増えています。
しかし、私が通院したアメリカの精神科病院も、抗うつ薬に頼る治療法だけでした。
アメリカの医学薬学は世界一ですが、抗うつ薬だけで患者が治っているかというとそうではないみたいです。
日本もますますうつ病の人が増えていくことでしょう。

抗うつ薬による治療をやって、完全にうつ病を治すことができればいいんですが、社会復帰の完全復帰の難しさは、アメリカでも大問題となっています。
アメリカ人でも日本人でもうつ病になったら脆いものです。

海外在住の日本人は特に心を病みやすいのですが、孤独と不安と密接に関係しています。
海外在住の日本人の方にとっても、このサイトが希望の光になりますように。孤独に一人で戦い続けないでください。

外国の方が日本に来て、メンタルのバランスを崩してしまう人がいるように、日本人もそうなりやすいです。
とくに繊細で秘すれば花の日本人は、海外で孤立無援になった時、うつ病や適応障害や神経症になったりします。

うつ病の尽きぬ苦悩と回復への絶望

私のうつ病は本当にきつかった。死にたかった。だけど家族のためにも死ねなかった。

  • 能力低下
  • 意欲低下
  • 集中力低下
  • 感情が出ない
  • 落ち込む
  • 楽しくない、笑えない
  • 先行きの不安
  • 仕事のプレッシャー
  • 大事な家族の心配
  • 自責の念
  • 自己存在否定
  • 体調悪化

という罪の意識が津波のように押し寄せてきました。

先が見えない地獄の日々に、鬱憤がマックスに達して、そこら中のものを壊したこともあります。それと同時に自己嫌悪とひどい落ち込みが襲ってきました。

私は為す術もなく、うつ病に取り憑かれて、海外で孤独に耐えていました。
色々な海外の病院や医者やセラピストにもお世話になったけれど、一向に気持ちが上向かなかったのです。

日本でうつ病が治ったきっかけ

遠い異国の地で私は一つの光明を日本に見出すのですが、アメリカから日本に通って、私のうつ病に劇的な変化が訪れました。それは体験記に書いてあります。

うつ病は絶望と自殺願望と鬱憤を運んできて、多くの人がいつ治るともわからないまま、今日も必死に耐えながら生きています。
だけれども、うつ病は絶対に治ります。
しかも、抗うつ薬に頼らないで─

焦りはとにかく禁物
地に足をつけて取り組んでいきましょう。

焦燥感はうつ病との戦いで重大なマイナスファクターとなります。
ものごとのとらえ方、考え方を変えていけば、焦燥感もなくなります。

小手先の対策でうつ病は回復できません

うつ病は、自分との戦い(及び過去の生い立ちや固定観念との戦いでもある)です。
つまり、手の届かない相手ではありません!
適切にやれば、必ずうつ病は克服できます。

うつ病は表面的な対症療法では決して根本的に治ることはありません。
脳と心の根本部分から解決する方法がありました。
私はそれ以外では治っていなかっただろうと思います。
精神科、瞑想、ヒーリング、カウンセリング、森田療法、たくさん詮索しましたが、実力者の先生と出会うことでうつ病から回復できました。

うつ病の人は人生最大の岐路に立っています。
それを乗り越えれば、先にはもはや怖いものはなくなります!

うつ病の家族を自分がうつ病にならない程度に支えてください

周囲の人は、追い立てることはしないようにしましょう。
もともとうつ病になる人は責任感が非常に強い人です。
怠け者は絶対いない。頑張りやです。

プレッシャーをかけなくても、重圧と責任を痛切に感じています。
うつ病の人が自殺したい誘惑に駆られても自殺しないのは、その責任感がすべてです。

好きこのんでうつ状態になっているわけじゃありません。
裏を返せば、うつ病になる原因と生い立ちがあったからです。
理解を深め、焦らせないことがうつ病回復を支える力となります。

抗うつ薬への過度の信頼、依存は危険です

私の経験から、抗うつ薬についてよっぽどうまくコントロールしなくてはうつ病の回復は夢となり、更にこじらせることになります。(うつ病が重くなるというより、社会復帰が難しくなるという意味において)

医者とはよくよく相談の上、そして理解を高めた上で抗うつ薬を服用しましょう。減薬するときもちゃんと言いつけを守りましょう。

あくまで社会復帰が目的です。薬を飲むことが目的にならないように!!
そんな本末転倒が当たり前のようにうつ病の世界では起きています。

アメリカでも薬依存や薬漬けは大問題です。
うつ病への一層の理解と心の負担がこのサイトで軽くなれば嬉しく思います

(キラ)